5:30に起床。あれこれと妄想に耽る。ラジオからゲルギエフ演奏の『春の祭典』(ストラヴィンスキー)が流れ、陰鬱な天気を演出。3・4時間目ぶち抜きの授業があり、会津若松さんのサン・テグジュペリの発表。論題は「星の王子様と白虎隊」。その後、次回以降の発表者の予定を組む。僕はすかさず、「実家に帰り、車の免許をとるので参加しません」と宣言。すると、隣のテスト氏が「駄目。そんなことしたらこれからずーっと笑い者だぜ」と却下。心中『merde, merde, merde』の呪詛の言葉を繰り返す。もーいいじゃないかっ!十分俺様はこの大学に尽くしたろっ!
授業後、研究室に学部・院生・教官が集い、ワインを飲みながら、しばしの間歓談。いつしか話はみんなの家庭環境に移る。すると、テスト氏「こいつは田舎者のくせに、いや、であるが故に、のほほんと暮らしてるんだよ。油田持ってんだよ。だってユニクロもお前んとこの地元だろ。ついでに留学生試験の審査員買収したんだよ、ふぐ送ってんだよ。親父さん動かして」的なほら話を周囲に喧伝。酒が入るともう手に負えない。嵐が過ぎるのを待つのみ。
あ、そういえば、今日エレベータで国文学のミカドから『あ〜君が・・・』って言われたけど、何だよ!そこで止めるなよ『君が代』かよ。どこでどんな情報が錯綜してんだよ。
やっぱり実家に帰りたいよ。
明日はサルトルの授業。自由と抵抗の実践、すなわち、何をして暇を潰すかが最大の課題。その前に授業にアンガジュマンしろちゅーことで。