留学願書提出。『春の雪』読了。読んでいる間、雪は一度も降ってはくれなかった。あいつが死んだ。不意打ちのを食らったかのような感覚に改めてこの物語を読んだのが遥か昔のことだったことを思い知らされる。三島の作品は読み終わるたびに、和洋中のフルコースを平らげたような満腹感がある。ご馳走様でした。今日から『奔馬』に手をつけます。余韻に浸るまもなく再び空腹を覚えてきたので。要するに続きが気になる。明日、語学試験があり、論文も頓挫したまま空中分解しかけているのは承知。
文法書bescherelle発注。またやってしまった。あれもこれも手付かずで積み上げているのに。
27日の毎日新聞書評欄に『ヴァレリー・セレクション』の紹介記事あり。4月6日に下巻出版。